ヤフネコパックの「ネコポス」は、A4サイズの厚さ3cmの荷物を送れる

「ネコポス」はヤマト運輸の既存の配送方法としてあるものですが、ここで説明するのはヤフオクの配送システムに組み込まれている「ヤフネコパック」の中の「ネコポス」です。

ヤフネコパックには、「ネコポス」「宅急便」「宅急便コンパクト」の3つの配送サービスがあり、すべてがヤマト運輸にあるサービスなんですね。それらを落札された荷物を送るためのヤフオク版として、通常料金よりも少し安く利用できるものなんです。

ネコポスの料金と規格

ネコポスの規格

 

既存のヤマト運輸の「ネコポス」は規定料金というものはなく、数量や諸条件によって個別に値段契約していく手間なものですが、ヤフネコパックのネコポスは料金が決まっています。

そして送れる大きさの規格は、A4サイズ(11.5cm × 23cmより大きい物が対象)までになり、重量は1kg、厚さは3cmまで。

出品者負担:全国一律170円(税込)

落札者負担:全国一律210円(税込)

配達日数は早い!

ネコポスは「安い⇔遅い」ではなく、ヤマトの宅急便ネットワークを活用しての配送になるので、宅急便同様の配達日数で荷物が届くんですね、でも日時指定はさすがにできません。

配送料金はYahoo!ウォレットからの支払いのみ

ネコポスに限らず「ヤフネコ」利用の配送料金は全てYahoo!ウォレットからの支払いになるので、Yahoo!サービス利用で掛かった費用と一緒に請求されます。なのでヤマト運輸やコンビニでの現金払いはありません。

3000円までの補償もあり

ヤマト運輸により荷物の紛失・破損などの配送事故が起こった場合には、補償がMAX 3000円まで付いています。

発送場所はヤマト運輸かコンビニで

ヤフネコ!パックのネコポスの発送場所は、「ヤマト運輸」「ファミリーマート」「セブンイレブン」で送れます。中でも、セブンイレブンでの発送は店舗の端末を操作することなく、直接レジに持っていけばいいのでお勧めです。

お届けはポストまでで完了

ポスト投函

商品の届け先はポストまで。さすがにこの料金帯のものは手渡しはありませんね。

ですがポストが小さくてA4サイズが入らない場合には、その場でピンポンされるか、不在票が入り「持ち戻り」になります。

ネコポスは荷物の追跡もあり

日本郵便のクリックポスト(198円)も安いのに荷物の追跡ができますが、ネコポスも荷物の追跡ができます。

荷物を送られる側として「お問合せ番号」があるというのはありがたく、荷物が何処にある、いつ届くかを確認できるというのは嬉しい情報です。それに万が一に荷物の紛失などが発生した時にも、「お問い合わせ番号」があると話が早いです。

営業所止めも可能

コンビニ受取りには対応していませんが、ヤマト運輸の営業所止め発送は可能。住所は荷物を止めるヤマト運輸の住所を明記し、名前と電話番号は購入者の情報を記入します。

送り先住所の入力は落札者側が「商品送り先」に入力した内容が反映されるので、出品者側で何かする必要はありませんが、書き方が間違っていると、何かある確率も高くなるので間違っていないか確認だけはしてあげましょう。

(住所入力の例)
・〇〇県〇〇市〇〇町987 ヤマト運輸◯◯センタ-止め
・送り先人の名前
・送り先人の電話番号

商品が営業所に届くと「ご来店予定(保管中)」と表示されます。

余談ですが、漢字の「留め」は日本郵便が使っていて、ヤマト運輸などでは「止め」表記が多いです。でもどちらでも意味は同じですね。

ヤフオクの「発送通知」は自動で送られる

ヤフネコで商品を発送すると、出品者が商品発送したことは自動で落札者側に通知されます。

ただコンビニから発送した場合には、ヤマト運輸の集荷が完了し、荷物がヤマト運輸のセンターにて処理された時点での通知になるので、朝一にコンビニで出荷したとしても、通知は夕方以降になるなんてことが起こります。

迅速に対応しているのに通知されるのが遅いのは不本意なことですので、コンビニ出荷手続きした後には取引ナビのコメントから、「只今、商品の発送手続きを完了致しました。ヤフオクシステムからの発送連絡は後ほど届くと思いますが、商品到着まで今暫くお待ち下さい」と一報を入れておくことをオススメします。

ヤマト運輸から直に出荷すれば通知はもっと早いんですけどね。

ヤフネコの「ネコポス」発送方法

ヤフオクで2次元バーコードを発行させる

落札者が代金支払い手続きを終了すると、出品者側はヤフオクにて商品発送手続きができるようになるので、商品発送に必要な「2次元バーコード」を発行させます。

手順に従っていけば簡単に発行できますが、2次元バーコードには「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ヤマト運輸」があります。

管理人
ヤフネコパックは手動入力で送り状を発行できないので、「二次元バーコード」がないと荷物の発送はできません。

スマホアプリで表示させるか写真で撮影しておく

パソコン上の2次元バーコードを写真撮影したものでも問題なく読み込ませることはできますが、スマホのヤフオクアプリを開けば同じ2次元バーコードは表示されます。

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ここではファミリーマートに置いてある「Famiポート」での説明になりますが、セブンイレブンからの発送では端末操作の手間はなく、レジに荷物とバーコードを持っていきだけなので簡単です。

コンビニ端末の操作

ファミリーマートには「Famiポート」なるグリーンの端末があります。これを利用して申込券を発行させます。

  1. 操作画面には「ヤフネコパック」なる名称のボタンがないので一瞬迷うところですが、「配送サービス」のボタンから入っていきます。
  2. 操作を進めると「2次元バーコード」の読み取りを要求してきますので、バーコードをセンサーに翳して読み込ませます。
  3. 「Famiポート」の画面には、配送先・商品情報が表示されるので、間違いがないか確認します。
  4. 最終確認を終えると申込券が「Famiポート」から発券されるので、荷物と一緒に店員さんに渡します。

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送り状を封筒に入れ荷物に貼り付ける

申込券と荷物を店員さんに渡すと、申込券のバーコードを読み取り、カウンター後ろのプリンターから送り状を印刷してくれます。

「送り状」と「送り主控」が手渡されるので、送り状の方を専用封筒に入れ、送り状を入れた封筒を荷物に貼り付ければ全て終了です。

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