ヤマトの「ヤフネコパック」郵便の「おてがる版」新料金スタート

ヤマト運輸の「ヤフネコパック」と、日本郵便の「おてがる版」が新料金になってスタート。出品者送料負担なら日本全国一律料金が新設、落札者送料負担なら届け先の地域・サイズごとで送料が決定と、同じスタイルですが配送料金は値上げです。

今までの料金とどう違うか

ヤフネコパックは「ネコポス・宅急便コンパクト・宅急便」、おてがる版は「ゆうパケット・ゆうパック」と扱う配送の種類に変更はないものの、料金体系はガラリと変わり、送料を出品者が負担するか落札者が負担するかによって、同じ発送でも送料は違う代金になります。

出品者が送料を負担する場合:
全てが全国一律料金になり割安価格。

落札者が送料を負担する場合:
送料は値上げになるが今までと同じく、届け先の地域・サイズ・重量によって送料が決まる。改定後の料金(PDF)

例えば、小さい荷物を相手ポストまで配達してくれる、ヤフネコパックの「ネコポス」を出品者負担で送れば195円なのに対し、落札者負担なら225円とその差は30円。

同等サービスの「おてがる版(ゆうパケット)」の方は出品者負担で175円に対し、落札者負担で210円ですから40円の差となると大きいですね。

2020年9月からネコポスの送料が「出品者負担(170円)」に「落札者負担(210円)」に値下げになっています。

ヤフネコパック料金

宅急便や、ゆうパックの方でも価格の開きは大きく、例えば落札者送料負担で、北海道~沖縄間にヤフネコパック(宅急便)サイズ120で送ると3,456円掛かるところ、出品者負担の全国一律だと1,000円で済み、その差は2,456円と無視できないレベルです。

同サイズを東京~大阪間で比べても、出品者負担にすると435円も安く送ることができます。

おてがるばん料金

ヤフオクは落札者が入札時点で支払総額がわかる取引を推奨し、送料出品者負担を選択しやすい仕組みを進めるとのこと。

思いっきりメルカリを意識してのことでしょうが、この今回の送料一律料金で、送料込みの出品が加速度的に増えるのは間違いなく、メルカリのように出品の殆どが、送料出品者負担という日も近いような気がします。

一昔前はヤフオクで落札すれば必ず「支払い手数料」と「送料」を考えなければいけなかったのが、支払手数料では Yahooかんたん決済の手数料が完全無料になり、今回の送料改定で送料までも購入者側は考えなくてもいい出品物が多くなれば、支払いは単純明快になり、買う側にしては喜ばしいことといえますね。

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