同じレターパックでも置き配してくれるのは「ライト」の方だけ
日本郵便のレターパックには、「プラス(520円)」と「ライト(370円)」の2種類がありますが、納入場所に宅配ボックスを指定して入れてもらえるのは、値段の高いレターパックプラスの方だけです。
レターパックプラスとライトの違い
A4サイズの専用封筒で4キロまでの荷物を送れるレターパックですが、「プラス」の方は厚さ制限がなく配達は対面での手渡し、一方価格の安い「ライト」の方は厚さが3cmまでの制限があり、配達はポスト投函で終了です。
2種類あるレターパックでも、手渡し配達の赤い封筒の「プラス」の方は宅配ボックスに入れてくれますが、ポスト投函で配達が完了する青い封筒の「ライト」は宅配ボックスが置いてあったとしても、そこに入れてくれることは基本ありません。
先日、レターパックライトでの発送という落札品があったので、試しに送り先住所に「宅配ボックスにお願いします」と明記しておきましたが、やっぱり宅配ボックスに入ることはなく、郵便受け箱に投函されていました。
郵便受箱入らないときは宅配ボックスに入れてくれる
但し、設置してある郵便受け箱が小さく、レターパックライトが入らないという事情の場合は、宅配ボックスへの配達は可能のようです。
これはゆうメール・ゆうパケット、定形外郵便でも同じで、宅配ボックスに入れて欲しいという意思表示があれば対応はしてくれます。
置き配には依頼書の提出が必要
その意思表示として、日本郵便の場合の宅配ボックスを含めた置き配には基本、「指定場所配達に関する依頼書」の提出が必要となっています。
郵便HP:置き配ページ
希望の置き場所を用紙に明記し、郵便局に直接か郵送提出すれば、対象郵便物の場合は指定場所に配達してくれるようになります。
ただ依頼書を提出していなくても「宅配ボックス」で受け取っている人も少なからずいるようで、コロナ渦の中で非対面受取りの対応が重要視され需要も急増していますから、管轄郵便局によって多少の事情の違いがあるのかもしれません。
面倒でも正式に依頼書を提出しておくことで、この家はこの場所と認識してくれるようになりますから、提出しておくべきですね。
非対面受取りにはステッカーが有効
「指定場所配達に関する依頼書」の提出はあくまでも不在時の置き場所の指定ですから、配達先に在宅の気配があれば、配達員さんはピンポンを鳴らして対面渡しするのが基本手順になります。
在宅中であっても非対面で受取りたいのであれば、送り先住所にも「宅配ボックスに配達希望」と追加しておくと共に、自宅の呼び鈴のところにも「宅配ボックスにお願いします」など、自分の置き配場所を宣言しておけば対応してくれます。
and.A 宅配 ボックス ステッカー シールインターホン用/box用 (B)
今は置き配表示のステッカーもたくさんあり、我が家は「インターホンを押さずに宅配ボックスにお願いします」というステッカーをインターフォンのところに貼っていますが、効果は絶大です。