ヤフネコ!パック宅急便・ゆうパック(おてがる版)で送れないときにはどうする
ヤフオクのシステムに組み込まれているヤマト運輸が配送する「ヤフネコ!パック(宅急便)」と、日本郵便が配送する「ゆうパック(おてがる版)」の規格サイズでは送れないときにはどうするかです。
ヤマト便・飛脚ラージサイズ宅配便で送る
「ヤフネコ!パック(宅急便)」の縦×横×高さの合計サイズは160cmまで、「ゆうパック(おてがる版)」は10cm大きい 170cmまでですから、普通の荷物だったら十分このサイズで事足りるところですが、170サイズを超える大物荷物の時には困ってしまいます。
でもそんなときは、1段上のサイズの荷物が送れる「ヤマト便」か「飛脚ラージサイズ宅配便」が使えるんですね。
サイズ | ||
重量 | ||
料金 | 料金表 | |
時間指定 | ||
保険 |
どちらも基本は最短での配送ですから、送り先の送料、発送場所の便利さ近さなどで、どちらにするか選択すればいいでしょう。
ヤマト運輸:2021年10月3日で廃止になりました
3辺合計サイズは200cmまでになり重量は30kgまでの取り扱いです。
運賃は「総重量」と届け先エリアによって決まり、「総重量」は容積換算重量(下算式)で算出した重量か、もしくは実物の重量の重い方で料金表を参照します。
容積換算重量(kg)= 縦(メートル)×横(メートル)×高さ(メートル)×280
損害保険は任意で 1万円=10円になるので、5万円なら50円、10万円なら100円をプラスで支払います。
佐川急便:飛脚ラージサイズ宅配便
3辺合計サイズは260cmまでで重量は50kgまでの取り扱いですから、ヤマト便よりも多いな荷物を発送できます。
また長尺荷物の発送も可能で、規格は(3辺合計600cm/30kgまで)となるので、かなり細長いものの発送も可能になるのはありがたいです。
損害保険(30万まで)は送料に付加されています。
それ以上大きいものは「らくらく家財宅急便」を使う
「ヤマト便」よりも大きな荷物を取り扱う「飛脚ラージサイズ宅配便」ですが、更にそれよりも大きな荷物を発送するときには、ヤマト運輸の「らくらく家財宅急便」の出番です。
最大サイズ450cm、重量は150kgまでですから、殆どの荷物は対応できますし、一番の特徴は梱包作業込みというところ。面倒な梱包をやってくれ、集荷に来てもらって全ての作業丸投げでありがたいんですが送料ももちろんそれ相応の高さです。
Yahooプレミアムだけが任意の配達方法を選択できる
ただヤフオクで「ヤマト便」「飛脚ラージサイズ宅配便」「らくらく家財宅急便」を利用するためには、任意の配送方法を出品フォームに追加しなければならず、それができるのは、Yahoo!プレミアム会員だけです。
Yahoo!プレミアム会員でない出品フォームの「その他の配送方法」には、下の6つの固定された発送方法しか選べず、任意の配送方法の追加項目が出現しないんですね。
ですから非会員の送れる最大サイズは「ゆうパック(おてがる版)」の170cmが最大サイズが限界となります。
一方、Yahooプレミアム会員の出品フォームには、任意の発送方法を10個まで追加できるので、「ヤマト便」や「飛脚ラージサイズ宅配便」に限らず、発送方法はどんな種類のものでも追加が可能です。
直接会って手渡しする
大きい荷物を送るのに適した梱包資材がない場合、または形状的に梱包できないのならば、発送は諦めて「引取り限定」で出品するのもありです。
手渡し場所は自宅でなくても、近所のコンビニやホームセンターやスーパー、道の駅、サービスエリア、パーキングエリアなど駐車場があるところを指定したり、休日と重なるならばドライブがてら中間地点あたりもいいですね。2,3箇所の候補を提示し「何処がいいでしょう」と選んでもらうのがスムーズかもしれません。
先日ヤフオクに出品した、車の屋根に荷物を載せる「ルーフキャリア」は3辺の合計が250cmとなかなかのの大きさでした。
飛脚ラージサイズ宅配送なら送れるものの、梱包するのが大変なのと、梱包後の大きさが規格内になるのか不安だったので「直接取引」のみで出品し、自宅近くのスーパーの駐車場で受け渡ししました。
車の色と車種は教え合っていたのですぐに先方だと分かり、「どうも〇〇です、わざわざありがとうございます」と挨拶して商品を相手の車に積み込む手伝いをし見送ってお終い。
個人間の支払いは、Yahooかんたん決済なので現地でお金の授受もないのでサッパリしたもので、その後「受取連絡」がきて評価を返してすべて終了です。
もしこれを飛脚ラージサイズ宅配送で送ると、同エリア内発送でサイズ260以内の送料は6,000円弱、遠方の都道府県ならもっと高額送料になりますから、入札も高額送料に気が引けてしまうかもですし、出品するこちらも送料が高くて何だか申し訳なく感じてしまいます。
ですから出品者側が直接会うのに抵抗がないのであれば、梱包もしなくていい「手渡し」はアリというものですね。