中身を明確にしない福袋はガイドライン違反
いろいろなものを1つ袋や箱の中に入れて売る福袋、ヤフオクでも通年たくさんの福袋が出品されているんです。特に年始になると、実店舗で購入された福袋がたくさんヤフオクに出回ってくるのは毎年恒例の光景ですね。
でもこの福袋、出品する時にはキッチリ内容を明確にしておかないとガイドライン違反で利用停止にになる可能性があるから注意です。
何が入っているかをしっかり表示する
福袋を買ったはいいけど自分には「サイズが合わない」、または思っていたものと「色合いが違う」、「趣味ではない」など、服にしてもアクセサリーにしてもアルアルなこと。そのたびに「福袋はもうやめよう」と思うのですが、毎年そんなこと忘れて買ってしまうんですよね。
そういった時の処分先としてヤフオクはとてもありがたい存在ですが、安易に福袋そのままを、右から左に流すよう出品をしてしまうと、大きなペナルティーをもらうことになります。
ヤフオクのガイドラインの細則(さいそく)には、「出品画面上で商品説明を十分にしないこと」というのがガイドライン違反として上げられています。
ちなみに細則とは、本則(大まかなルール)の中の細かいルールのこと。
福袋に当てはめて言えば、福袋の中に何が入っているか明確にしないといけないということです。中身の明記がないと出品者と落札者との認識に誤解が生じトラブルに発展するのを危惧してのことでしょう。
A 出品者の禁止行為
12.出品画面上で商品説明を十分にしないこと
(例)
- 自己紹介欄に「分かる人だけ入札してください」「詳細はメールでのみお答えします」などと特約事項を付記する。
- 「福袋」などとし、中身の説明や画像がないなど内容物の詳細が不明なまま出品する。
とにかく出品する時には、福袋の中身を箇条書きで明記するとともに、出品写真にも表示させておくのが無難です。間違っても未開封のままなどで転売などしようものなら、ガイドライン違反の利用停止のペナルティーを課される超危険な行為といえます。