ヤフオク購入品が壊れたら「お買い物あんしん補償」の申請を
ヤフオクには購入した商品に満足いかなかった場合に PayPayボーナスが支払われる「商品満足サポート」以外にも、落札後に届いた落札品をうっかり壊してしまった時に補償してくれる「お買いものあんしん補償」というものも存在しています。
お買いものあんしん補償とは
お買いものあんしん補償とはYahoo!の補償制度になり、対象はヤフオク・Yahoo!ショッピング・LOHACO・PayPayモールです。
補償内容は商品を壊してしまった時の「破損補償」と、補償期間外で修理費用が発生した時の「修理補償」の2種類ですが、ヤフオクの補償は中古品の売買も含まれることから「破損補償」のみ対象となります。
補償内容
ヤフオク落札品の破損による補償金額は、落札金額の90%(中古品は上限10,000円まで)までを現金で受け取れ、年間で3回まで補償を受けることができ、限度額は通算10万円までです。
ヤフオク!購入品 【新品】【中古品】 | |
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購入金額の90% 中古品(上限10,000円) | |
落札後120日以内で破損してから30日以内の申請 | |
・発送完了メール等 ・損害状況写真 ・破損した商品(現物) ・破損した商品の修理見積書または領収証 |
「お買いものあんしん補償」はプレミアム会員サービスの1つ
お買いものあんしん補償は、会員限定の補償サービスになるので、Yahoo!JAPAN IDのみでヤフオクに参加しているユーザーは利用できないので注意です。
- Yahoo!プレミアム
- Yahoo!プレミアムfor Y!mobile
- Yahoo! BB
- Enjoyパック
- ヤフオク!アプリプレミアムサービス
- とく放題(M)
ソフトバンクユーザーはスマートログインの設定を済ませていれば、「Yahooプレミアム会員」になるので対象になります。
ヤフオクの中古品落札で破損補償対象になるもの
お買いものあんしん補償はすべての物が対象になるわけではなく、中古品の場合は下記のカテゴリ・商品が対象となります。
- ファッションカテゴリ掲載商品
- 家電・AV・カメラカテゴリ掲載商品(ただし、携帯電話、スマートフォンカテゴリ掲載商品を除く)
- パソコンカテゴリ掲載商品(ただし、タブレットカテゴリ掲載商品を除く)
- つり、フィッシングカテゴリ掲載商品
- ゴルフカテゴリ掲載商品
- スキー、スノーボードカテゴリ掲載商品
- ゲーム機、CDおよびDVD
- 自転車完成品および自転車関連パーツ
- 自動車、自動二輪車または原動機付自転車の関連パーツ(ただし、電球、バッテリー、タイヤ等の消耗品、または違法部品を除く)
そして落札金額の90%を返金してくれる「お買いものあんしん補償」ですが、落札した商品が中古の場合は 10,000円が補償の上限になります。
ですから20,000円でゲーム機を落札し破損して補償を受けた場合、新品なら(20,000円×0.9)で18,000円の補償金額ですが、中古品は上限があるため10,000円となります。
新品落札で破損補償対象にならないもの
新品落札品でも、補償されないカテゴリ・商品種類もあります。
- 美術品カテゴリに掲載されているもの
- 動物、植物などの生物
- 稿本・設計図、図案、ひな形、鋳型、木型、紙型、模型、証書、帳簿その他これらに類するもの
- テープ、カード、ディスク、ドラム、USB 等のコンピューター用の記録媒体に記録されているプログラム、データ
- 義歯、義肢、眼鏡、コンタクトレンズ、補聴器その他これらに類するもの
- 船舶、航空機、自動車、自動二輪車、原動機付自転車、雪上オートバイ、ゴーカートその他これらに類するもの
- ハンググライダー、パラグライダー、サーフボード、セーリングボート、ボディーボード、水上スキー、ラジオコントロール模型その他これらに類するものおよびこれらの付属品
上記のものは新品落札でも破損補償を受けることができません。
詳しくは⇒ お買いものあんしん補償特約 第7条補償特約
補償金申請の流れ
補償金の支払いは落札から120日以内におこないます。
⇒ 補償金申請ページ
審査は2次まであり、1次審査を通過したら2次審査に必要な書類等(下記)を提出し、審査が通過すると補償金が30日以内に支払われます。
- 発送完了メール等
- 破損状況写真
- 破損した現物
- 修理見積書/領収証など
外国での破損、補償や賠償を他から既に受けていたりすると補償の対象外です。
2021年7月にリニューアル
お買いものあんしん補償は2021年7月以降、「破損」と「修理」だけに特化した補償サービスへにリニューアルされました。
以前は出品補償、返品補償、修理補償(ヤフオク)、宅配郵送事故補償、盗難補償、旅行キャンセル補償、交通トラブルお見舞い、電子デバイス災害補償、ネット売買トラブルお見舞い、個人情報漏洩過失責任補償など、たくさんありすぎてイマイチよくわからない補償制度でしたが、「破損補償」と「修理補償」だけに特化することで、補償金額が手厚くなってます。
ただ補償金額が増額されても、相変わらず審査は厳しいようなので、申請はダメ元の気持ちでおこなった方が落胆が少なくて済むというものです。