送料負担は落札者なのに、売上から送料が引かれているのは何故?
送料は落札者負担の出品だったのにも関わらず、売上金管理ページの詳細を見ると、しっかりとヤフオクから送料が引かれているのは何故でしょう。
「配送サービス利用料」は出品者に請求される
売上金管理ページでは、過去の出品を時系列で確認することができますが、個々の出品の内訳を見てみると「落札システム利用料」と共に「送料」も決済金額からマイナスになっているので、一瞬「なんで?」と思ってしまいます。
ただこれは間違いでもなんでもなく、発送がヤフオクシステムに組み込まれている、「ヤフネコ!パック」「ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)」の場合は、送料が出品者負担でも、落札者負担の場合でも「配送サービス利用料」として出品者側に請求されるからです。
配送サービス利用料は売上金から引かれる
送料が出品者負担なら請求されるのは当然のことですが、購入者側負担の場合でも、落札者は(商品代金+送料)を一緒に決済しているため、送料分は落札者が支払った商品代金が出品者の売上金に反映される際に、商品代金からヤフオクが天引きしているんですね。
例えば、落札者送料負担での出品
落札金額2,000円で送料(ネコポス)210円の場合
- 落札者の決済金額:2,210円
- 落札システム利用料(10%の場合):200円
- 配送サービス利用料:210円
(2,210円 – 200円 – 210円 )= 売上金は1,800円
ヤフオクシステム外の発送方法の場合
「ヤフネコ!パック」と「ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)」を利用したときは、配送サービス利用料として売上から天引きされますが、定形外郵便・レターパック・クリックポストなど、ヤフオクシステムから外れた発送方法を利用した場合には、送料の支払いは出品者自身がおこなうことなので、売上金から引かれるのは「落札システム利用料」のみになります。
計算が合わないのは発送サイズが変わったから
落札システム利用料と送料を売上から差し引けば、落札金額になるはずですが、稀に計算が合わないときがあります。
これは落札者が支払った送料と実際に掛かった送料が違うからです。
上は落札金額が3,600円で、送料は予定では1,219円になるはずでしたが、ヤフオクからの送料請求はそれより453円高い 1,672円となりました。
出品後に梱包したら思いのほか大きくなってしまい、送料が453円高くなったことが原因ですが、例え発送サイズが変わっても、落札者が支払う送料は出品時に決めた梱包サイズでの請求になるため、計算が合わないこともあります。
ちなみに落札システム利用料は落札金額に対して計算されるので、送料が高くなったり安くなったりは全く関係ありません。