絶滅危惧種の出品はヤフオクではできません
ヤフオクでは絶滅危惧種などに指定されている生き物を個人が出品することを禁止すると発表。自分的には生き物を出品したことがないので、逆に今まで出品可能だったことに驚きましたが、2022年9月29日からは生物の多様性を保護する狙いから、4千種類以上の絶滅危惧種、準絶滅危惧種が対象となるようです。
「オオクワガタ」や「メダカ」なども出品禁止
ヤフオクでは対面での説明が義務付けられている哺乳類や鳥類は出品できませんが、法令での義務がない昆虫類や魚類などは出品可能です。
今までも一部の絶滅危惧種の出品は禁じられていたようですが、これからは種の保存法などの取引きが禁止されている生物に加え、レッドリストに載っている絶滅危惧種と準絶滅危惧種に該当する生物の出品ができなくなります。
結構な金額で落札されている、オオクワガタ、メダカ、ゲンゴロウなどもこれからは出品禁止に該当するので、個人がどこかで捕獲してヤフオクで売るなんてことは出来なくなるんですね。
但し、ヤフオクストアでは絶滅危惧種に指定されていても、品種改良されたメダカのような人工的に繁殖された生物であれば出品することはできるようです。
絶滅危惧種と準絶滅危惧種の出品禁止になる要因の1つには、コロナ禍での飼育需要増があり、ネット販売での絶滅危惧種の取引きが増えていることに対する専門家の規制要望もあるようです。