売上金の振込みに手数料が発生しないのはジャパンネット銀行だけ

ヤフオクの売上金受取りは「PayPayへのチャージ」か「口座振込」の2択ですが、現金で受け取るための「口座振込」には手数料として100円が発生します。

ヤフオクで落札された売上金というのは「落札システム利用料」が既に差し引かれてますから、そこから更に振込んでもらうために100円を支払うというのは何だか勿体ない話です。

ですが唯一、ジャパンネット銀行への振り込みだけはヤフーの銀行というだけあって、100円の馬鹿らしい手数料を払わずに済むんです。

ジャパンネット銀行はヤフーの子会社

ジャパンネット銀行はヤフーの連結子会社です。ちなみにPayPayはソフトバンクとヤフーの出資会社の運営ですが、どちらにしてもヤフー関連の会社ですから、それがヤフオク出品者が売上金を受け取るのに、手数料を徴収するわけにはいきませんね。

便利なサービス

ジャパンネット銀行を落札代金の受取口座に登録しておけば、落札代金が土曜・日曜・祝日・夜間でも関係なくリアルタイムで入金されます。

ヤフオクで商品を落札したときの支払いでも、Yahoo!ウォレットの支払口座にジャパンネット銀行の口座番号を登録することで、Yahooかんたん決済の「ジャパンネット銀行支払い」が利用できます。

システムに組み込まれた支払い方法なので、ヤフオク画面から毎回口座情報の入力やパスワード入力もなく簡単に支払いが可能です。

またPayPayへのチャージも、Yahoo!ウォレットに登録されたジャパンネット銀行の口座が選択できるので、リアルタイムチャージできます。

PayPayはiOSとAndroidどちらにも対応。キャンペーンや特典もあるので要チェックです【android】【IOS】

2019年に400万口座超えになったジャパンネット銀行はインターネット専業銀行になり、預金取引などを扱う窓口のある店舗は一切ありません。

実店舗を持つ銀行のように設備に掛かる費用や人件費が抑えられる分、ユーザーに金利や安い手数料などで反映しています。ちなみにネット専業なので通帳はありません。

キャッシュカードは年会費・発行手数料無料の（JNB VISAデビットカード）です。

ATMからの入出金機能以外にも、クレジットカードのように買い物でも利用できるデビットカードですので、使った代金は即銀行口座から引き落としになります。

口座に入っている金額以上の買い物はできないので、クレジットカードに抵抗がある人でも安心して利用できるカードといえますね。

そのカードを使ってのATMでの入出金は、セブンイレブンやイトーヨーカドーの「セブン銀行」、ファミマ・スリーエフの「E.net」、LAWSONの「ローソン銀行」、「ゆうちょ銀行」「三井住友銀行」で利用できます。

ATM利用料は毎月最初の1回は入出金が無料、2回目以降は入出金ともに 3万円以上は完全無料、3万円以下はゆうちょ銀行を除き、165円/1回です。

ヤフオクの落札代金の支払いは「Yahooかんたん決済」で支払うので振り込みすることはないですが、ジャパンネット銀行から他行に振り込む場合には手数料が発生します。

他の銀行ではよくある、毎月数回の無料振込みの特典はありません

ジャパンネット銀行の口座開設をすると、数字がランダムで表示される小さい機械が送られてきます。これは「トークン」という名称で、その時の1度だけ有効なワンタイムパスワード(6桁の数字)が表示され、振込時の最後の本人確認として表示されます。

乱数表による使い回しのない強固なセキュリティなので、最近頻発しているネットバンキングの不正送金対策としてもとっても有効です。

口座からロト・ナンバーズ・totoも購入できます。売り場に行っての購入が面倒、買いづらい少額でもWEBなら関係ありませんね。

ロト・ナンバーズに関しては定期購入もできるので、決まった数字を毎回買い続けることもできます。ジャパンネット銀行のメール等では「出ました！ 1等当選」とよく配信されてきますが、羨ましい限りです。