鯖江市のリユース作戦が実行中
メガネフレームの生産日本一で有名な福井県鯖江市とYahoo!オークションが「サバオク」と称してリユース作戦実行中です。
鯖江市とYahoo!Japanとがリユース協定。頑張る自治体は面白い
「サバオク」は鯖江市内の家庭や事業所から集められた不用品や掘り出し物をYahoo!オークションのシステムで売ろうとするもの。
普通に販売するだけならただの出品ですが、そこは「サバオク」と銘打っているだけあって、鯖江市とYahoo!Japanとがリユース協定を締結し、自体初の地域の活性化と環境支援のためのプロジェクトの実験として開催している画期的なものなんです。
サバオク
出品者ID rfp1042
第一期出品 ~10月14日
鯖江市側のプロジェクト実行者は「エコプラザさばえ」というNPO法人になり、鯖江市の環境基本計画の循環社会を構築するための3R活動「リデュース」「リユース」「リサイクル」の1つであるリユース(再利用)にスポットをあて、Yahoo!オークションを利用した「まちをあげてのリユース作戦」として集まった品物をYahoo!オークションに出品しているんです。
そしてYahoo!オークションで売り上げたお金は、植樹活動や自然環境の体験教室、リサイクル体験教室などの規格・運営の環境教育に使われることからか、注目が集まり入札も多数入っているんですね。
商品を提供してくれた鯖江市の会社や個人にも、品物が落札されれば寄付金として領収書が発行されるので、所得控除として税金を減らすこともでき提供者にもメリットがあります。
今回は第一期として2016年10月14日までの開催期間になり、期間中は5日ごとに50点、合計300点以上のリユース商品を提供されます。第二期は今のところ不明。
金額としては今回のYahoo!オークション出品で売り上げるものは大したものではないでしょうが、鯖江市という地域の活性化には一役を担っているのは間違いはないかと思います。
後はそれをどう持続させるかがこれからの問題になりますが、どんなことにしても注目を集めることが大事でしから、以後も頑張ってもらいたいものです。