マイナポイントのPayPayチャージは「ヤフオク売上金」のチャージも対象
普及率が現在2割弱(2020/9月)のマイナンバーカードを普及させるために、最大5,000円分のポイントをあげちゃおうという政府の「マイナポイント」キャンペーンが行われていますが、「PayPay」とマイナンバーカードを連携させることで、「ヤフオク・PayPayフリマ」の売上金をPayPayにチャージさせる時でもポイント還元の対象になります。
マイナポイントとは
「マイナポイント」はマイナンバーカードの普及と、消費の活性化を促すために総務省が実施するポイントプログラムになり、マイナンバーカードとキャッシュレス決済を紐づけしてから利用すると、購入額の25%、最大で5,000円分のポイントが貰えます。
消費税が10%になった時の 2019年10月~2020年6月までは最大5%還元のキャッシュレス・ポイント還元事業がありましたが、その次の施策として マイナポイント事業で上限5,000ポイント還元してくれるというものなんですね。
もらうための条件は「マイナンバーカードを所持している」、「キャッシュレス決済と紐づける」の2つです。
連携できるキャッシュレス決済サービスは、電子マネー・プリペイドカード・QRコード・クレジットカードなどたくさんの種類があり、どれにしようか迷うくらいです。
マイナポイントの「ポイント」とは
上限5,000円分もらえるポイントというのは、「マイナポイント」という訳の分からないポイントが付与されるのではなく、自分が選んだキャッシュレス決済サービスでのポイントが上限で5,000円分貰えるものです。
PayPayで連携したのなら「PayPayボーナス」、楽天Payならば「楽天ポイント」、nanacoなら「nanacoポイント」ということ。ですから各会社によってポイントの有効期限も違うので、確認はしておかなくてはいけません。
ヤフオクの売上金も対象
マイナンバーカードと連携させるキャッシュレスサービスにPayPayを選択すれば、ヤフオク利用でもポイントの還元対象になります。
ただPayPayを選択するといっても、「チャージ」するときのPayPayか、「決済」したときのPayPayかまで、下の画像のようにマイナポイントでは選ぶ必要があるので、もしヤフオクの売上金をPayPay化させるのを対象にしたいのなら、「チャージ」の方を選択してマイナンバーカードと連携させます。
「チャージ」を選択した場合は、クレジットカードでチャージ、セブン銀行ATMでチャージ、ヤフオク・PayPayフリマでチャージなど方法は違ってもPayPayにチャージすれば、25%分(最大5000円相当のPayPayボーナス)が付与されます。
マイナポイントの予算は2,000億円
マイナポイントの予算は2,000億円です。1人5,000円を貰ったとすると4,000万人分です。
日本の人口の約1/3がマイナンバーカードを所持し、キャッシュレス決済と連携させるかというと、それはないかという感じですが、仮に何かしらの理由でマイナポイント事業が盛り上がり、予算の2,000億円に達しそうになったとしても、マイナンバカード普及ムードが盛り下がらないように、直ぐに補正予算を投入するでしょうね。