楽天オークションは「ラクマ」に集中
ヤフオクスタートの6年後に始まった「楽天オークション」が2016年10月末で終了します。
当初はヤフオクのライバルとして運営していたんですけどね、現在の楽天オークションは常時出品点数がヤフオクの1/20程度、欲しいものがあっても「きっとないだろう」という感じで、ダメ元で検索するような存在のオークションになってしまいました。
楽天オークション、10年目の結論
楽天オークション前身には、Yahoo!オークションと同時期にスタートした「楽天フリマ」という固定価格販売サービスというものがありましたが、その後の2005年に「楽天」と「NTTドコモ」が共同で「楽天オークション株式会社」という運営子会社を誕生させ今に至ります。
楽天オークションが順調な運営当初は注目もされていたので、自分も頻繁に楽オクに出品したり落札もして、ガイドサイトなんかも作ったりもしましたんですけどね、ライバルと言われていたヤフオクの利用率には敵わず、10年で結論が出てしまったという感じです。
少し前は、オークションは「ヤフオク」、そしてショッピングは「楽天」という感じで、うまく住み分けができていたと感じる時もありましたが、それも「Yahoo!ショッピング」のポイント攻勢でも巻き返しや、「メルカリ」「フリル」という第三勢力の台頭などで分布図もガラリと変わってきているのが現状のようです。
これからは「ラクマ」に移行
しかし楽天オークションが終了しても、楽天から完全に個人売買のものがなくなるということではなく、2014年からスタートした「ラクマ」が楽天オークションの流通総額を上回っており、楽天オークションから個人間取引は「ラクマ」で継続です。定額のフリマアプリですが、こちらは好調で利用ユーザーはかなり増えているようです。
個人は「ラクマ」に、法人は「楽天市場」にってことですね。
楽天オークション」に代わる楽天グループサービスとして今後、フリマアプリ「ラクマ」または「楽天市場」をぜひご利用いただけますと幸いです。
スマートフォンで手軽に出品できるフリマアプリ「ラクマ」は、ヤフオクのようにシステム利用料(落札代金×○○%)などなく無料です。
まあ後発組なので始めは手数料なし、集客、定着してきたら有料になるパターンも考えられますが、それでも10,000円の商品が落札されてヤフオクなら864円掛かるところ、ラクマは0円というのは魅力を感じますね、凄い。
そして今まではスマホアプリからしか出品できなかったのが、遂にパソコンからも出品できるようになったので、益々出品者も増加することでしょう。