出品商品を値引きして欲しいと言われたらどうする

出品した時に値引きの依頼が来たことはありませんか。つい先日も「値引き交渉」のオプションを付けていないオークションに、質問欄から金額で1割ほど下げてほしいの依頼がありましたが、丁重にお断りしておきました。

フリマアプリのメルカリでの値引き交渉なんて当たり前の流れが、Yahoo!オークションでの値引き交渉が増加している1つの要因だと思いますが、値引き依頼にどう対応するかをまとめてみました。

今回、値引きを断ったのは過去の事例から

値下げ交渉

今回の値引きを断った少し前の話ですが、「値引き交渉」のオプションを付けていない 8500円即決で出品していた釣り具用品に、質問欄から「500円値引きして8000円にして欲しい」と交渉されたことがあったんです。

早く売ってしまいたい気持ちもあったので、8000円で即決の同タイトルで再出品し直すということを伝え合意し、約束通りに実行したものの、結局 依頼者からは何のアクションもなしの音信不通状態。オークション最終日に違う誰か落札してくれたのでまだよかったですが、値引き依頼者に振り回されてモヤモヤ感が残る嫌な出品になりました。

その経験から今回の値引き依頼も断った次第で、今後は商品説明分の中にも「値引きには対応できかねます」などと明記しておく必要もありそうです。

値引きには対応しない場合には

私のように値引きに応じる気がなければ、丁重にお断りするのが無難です。

値引きの質問に回答しないという手もありますが、残り日数がまだ長いと質問に未回答というのは自分的にも何だか嫌ですし、未回答は(回答済み:なし)と表示され続けるので、質問に回答していない出品者だと第3者に思われるのもの癪なもの。

回答するにしても、素っ気なく返してしまうと、他者でも閲覧できる質問欄ですから、「何か面倒くさそうな出品者」と思われてしまうのも辛いので、下の文例のような当たり障りのない回答をしておくのが1番です。

相手もダメ元で言ってきている程度ですから問題はありませんね。

御質問ありがとうございます。現在たくさんの方にウォッチリストに入れていただいております事情から、現在お値引きは考えておりません。どうぞオークション終了までお付き合いください。

値引きに対応する場合には

値引きに対応するならば、どすすればいいでしょう。

値引きの内容というのは「①商品価格を下げて欲しい」というものと、価格は現状のままでいいけど「②送料を込みにして欲しい」の2つと考えられます。

そして値引きがくるオークションは、即決価格で出品されているオークションか、いつまでも入札がない出品のオークションです。

厳密に言うと オークション途中での「現在の価格で即決してくれますか」も値引きといえますが、これは早期終了で対応しましょう。

 

① 商品価格を安くして欲しいに対応する

新しい金額の即決にして再出品する(◎)

入札があるオークションを取り消すと「取り消しシステム利用料」を徴収されますが、入札がないのであれば同タイトルで新価格の即決設定にして、出品し直し落札してもらうのが1番簡単です。ただ出品後に他の誰かに落札されてしまう可能性もないとはいえないので、確実に落札してもらうために出品する日時も打ち合わせておきましょう。

早期終了で対応する(△)

早期終了を許可設定してあれば現在価格で入札してもらったのを確認し、オークションを終了させて値引きに対応させることもできます。ただこの場合は現在価格での落札となるため、値下げ価格とで発生する差額分の「落札システム利用料」は出品者が持つことになります。

落札後に金額変更(✕)

落札後にYahooかんたん決済の落札金額を変更することはできません。但し、Yahooかんたん決済を使わない、ただの銀行振込や切手払いなどでは、落札システム利用料の差額の問題はあるものの支払金額は自由です。

オークション開催中に金額変更(✕)

Yahoo!オークションではメルカリと違い現状の出品価格の変更はできないので、開催中の価格変更は不可能です。

 

② 送料込みの値段にして欲しい

送料の変更は簡単で、落札者が Yahooかんたん決済で支払うときに送料欄の金額を変更するだけ。落札金額の変更はできませんが、送料の変更は可能なので落札者まかせで可能です。

値下げのまとめ

Yahoo!オークション!にはそもそも「値引き交渉」というオプションが存在しているので、その値引き交渉を出品時に付けていないということが、もう「値引きしない」との意思表示になっているはずなんですが、メルカリでの値引きが当たり前を経験しているユーザーからは、そんなことはお構いなし、値引き当たり前でこれからもっと質問欄からの依頼はくるでしょう。

私は値引きはしないと決め対応していきますが、もし依頼を受けるのならば、再出品(入札がない場合)し直すのが一番簡単です。再出品の場合は依頼者に確実に買ってもらうため、同じタイトルにし、出品時間も決めて確実に落札してもらいましょう。

そのうちYahoo!オークションもメルカリのように「◯◯さま専用ページ」というタイトルが、まかり通る日が来るかもしれませんよ。

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