1000円未満の落札システム利用料は一律54円

出品者の落札利用料は、落札金額が999円以下ならば54円

現在は何かというと値上げ、値上げで厳しい限り。ヤフオクもプレミアム会員費など昔と比べると上がってますし、消費税が上がるたびに手数料も価格変更になります。

今回は大きな値上げということではありませんが、2015年の2月16日から1000円未満(999円以下)で落札された場合の落札システム利用料が、1円でも999円で落札されても一律54円(税込)に変更になるということ。

現在の落札システム利用料は、落札金額×5.4%なので、100円で落札されれば、5.4円の利用料、500円で落札されれば、27円の利用料を出品者が負担していますが、これからは、100円でも500円でも1000円未満での落札の場合には、54円で統一。ただ例外になるカテゴリや条件もあるんですよ。

1000円未満でも例外になるもの

・「本、雑誌」「コミック、アニメグッズ」からの出品

「本、雑誌」・「コミック、アニメグッズ」カテゴリに出品し落札されたオークションには、最低利用料金54円は適用されません。

このカテゴリのほとんどは、999円以下の落札になるのでヤフオクも、「お客様への過剰なご負担となることを避けるべく、これらのカテゴリにつきましては、落札システム利用料をこれまで通り落札価格の5.40%(税込)とさせていただきます。」とのことです。

・送料無料での出品

出品者が送料を負担する場合は今まで通り、手数料は5.4%のまま。

出品形態でベータ運用中のかんたん取引では、送料均一もしくは、送料出品者負担が利用条件なので、かんたん取引をもっと利用させる方向に持って行きたい感がヒシヒシと感じられますね。

例えば、即決200円で落札されたスマホ保護フィルムをメール便80円で送る場合、(200円+80円+54円)334円のところ、送料込みの280円即決出品では、落札システム利用料を合わせ、295円ですから、ヤフオクの思惑のとおり、安価な物の送料込み商品はこれから沢山見ることになるでしょうね。

原則送料を実費以内とする改定も

ただヤフオクには、商品自体は1円で落札されても、送料や訳の分からない梱包料で儲けを出そうとする出品者もいて、こういう輩は落札システム利用料が5.4%だろうが、54円だろうがまったく関係ないこと。

今までも、社会通念上不適切な金額を追加費用として落札者に求めることは禁止行為になっていましたが、これからはフェアな送料の表示と支払いが行われるように、より具体的な規定が禁止行為に盛り込まれるようです。

違反者の申告の選択肢にも、具体的に「送料ボッタクリ」を選べるようにして欲しいですね。

関連記事

プレミアム

Yahoo!プレミアム会員特典のメリット!PayPay経済圏なら登録するべき

Yahoo!プレミアムというのは、Yahoo!JAPANが提供する月額508円(税込)の有料会員です。 会員の特典にはコンテンツ利用や…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る